愛媛県南宇和郡御荘町にある、「南レク」という施設の中に紫電改の展示館があります。昭和53年に近くの海に、かなり原形をとどめた状態で沈んでいるのが発見されその後引き上げられました。現在日本に現存するのはこれ1機のみだそうです。ここは入場無料です。
よくこれだけの姿を留めて残っていたものです。
機体側面の外板は腐食であちこちに穴が空いています。
重いエンジンが脱落しないよう、カウリングの下に架台が置かれていますし、ギヤの内側にも同様に架台が設置されています。
動翼は布かなにかが張られていたのだと思いますが、すべて骨組みをのこすのみになっています。
少しでも長くこの姿を留めて、後世に伝えていってほしいと思います。