↓ Tomixの50系客車の初期ロットを何両か保有しているのですが、カーブに差し掛かったところやカーブから直線に変わるところで必ず脱線する現象が見られます。ネットで情報を探したところ、台車に乗る部分の構造に問題があるようで、センターピン部分で台車に乗らずに両側の集電金具が車体を支えていることになっているらしく、レールヘの追従がさ曲げられているのが原因だそうです。対策としてセンターピン部分にワッシャ状のものを噛ませて嵩上げし、台車に乗るように変えてしまう方法が紹介されていました。ただし集電回路が断たれるなどの弊害も出るので要検討。とりあえず一度実行してみることに。
↓ 改良型と思われるオハ51の台車(手前)との比較。見た目も変更されています。
↓ センターピン側も同様に変更(奥がオハ51)。
↓ 上の画像を角度を変えて撮影しておりますセンターピンと台座の高さと径が変更されています。
↓ 台車のセンターピン受け部分の高さも違います。
↓ 上の画像の反対側から。
↓ 判りやすい違いはここでしょうか。上が改良版のオハ51台車。中央部に梁のようなものが追加されています。中古品を入手する場合は箱が変えられている可能性もあるので、品番だけの確認で終わらずに、この部分をしっかりと確認したいと思います。結局はこの対策を施しても脱線の解消にはなりませんでした。市販品でこんなことになるとは、こまったもんです。