フィルムスキャン作業のページ(2017年-番外編) 

酷使しているスキャナにトラブル発生。 (2017/08/16)。

スキャナが相変わらずフィルムにホコリを乗せた状態でスキャンされてしまうため、対策はないかと今更ながらに考えた見たところ、フィルムホルダーが水平の状態でスキャンされることが、ホコリを乗せてしまう原因になっているになっているな、と思いつきました。そこで物は試しにスキャナ本体を横倒しにしてスキャンしたところ、フィルムホルダーが筐体内で引っかかり出てこなくなりました。ホルダーを差し込む部分のシャッターが下りてブロックしている状態。これだとホルダーは出てこれません。万事休す。

まずはフィルムホルダーを取り出さないことにはどうしようもありません。電源の入り切りを繰り返して、騙し騙し取り出すことに成功。

↓ で、カバーを外して問題のシャッターを取り出したところ、左右同じように付いている筈のピンの右側が折損しています。

↓ 正しい状態の左側はこんな感じですが・・・。

↓ 右側は根っこから折れてました。折れた先っぽはフィルムホルダーのスキマに嵌り込んだ状態で見つかりました。

↓ 通常はどうやってシャッターが上がったままになっているのかを確認すると、斜めの黄線の下の部分にフィルムホルダーが入ってこれが押し上げられ、一体になっている赤枠内のレバーも引き上げられることで折損しているピンを押し上げ、シャッターが開いたままになるようです。

↓ 折れたピン部分への力の掛かりは極々軽微なものなので、ピンを接着して元の形状に戻せば復旧できると考えました。この方法はビンゴ。無事復旧できました。ちなみにこの部分のカバーは2箇所のネジだけで固定されてました。

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