2016年1月から再開したフィルムスキャンの続きです。今日は休暇を取って一日中、朝から晩までスキャンデー。今日スキャンしたものの中から少しだけご紹介。(2016/03/09)。
↓ 国鉄末期に東海道本線を走っていた荷物列車のカマがそれまで長らく担当していたEF58からEF62に置き換えられました。老朽化していたEF58と列車数削減で余剰になっていたEF62との需給が一致したようです。趣味誌では「山から降りた山男」のような見出しがあったように思います。84年から86年の荷物列車廃止までの2年ちょっとの短い期間の組み合わせでした。この画像では1984年5月末の撮影で機関車次位に荷物列車にマヤ34が併結されています。
↓ 次も荷物列車関連。このころから一両ずつ撮影する「番号集め」を始めていたようです。荷物列車のパレット化が進んで味気ない銀色車体が連なる姿は興ざめ感がありましたが、今となってはこれらの車両も貴重な記録。1984年6月3日撮影のようです。
↓ 荷物車繋がりでもう一両。こちらは竜華客貨車区にいたオエ61 603です。白黒では判りにくいのですが、オエ61にしては珍しく青色15号で塗装されいました。よく見ると手前の妻面に銘板が4枚並んでいますが右下のものには「鉄道省○×工場」の文字が。ちなみにこの銘板は廃車になったときにここに勤務していたアタシの知り合いの職員が記念に持ち帰ったと、後で聞きました。役得ですなぁ。この頃竜華機関区は撮影許可が出ることは無かったのですが客貨車区はすんなりと許可して下さいました。この時は奈良線電化開業前の入線試験用にオヤ31が入区していたのを撮りに行ったのが主目的で、撮影日は1984年6月11日と記録してあります。その画像は改めて・・・。